れきぶん講演会を開催しました
昨日10月16日(水)に第1回江差れきぶん講演会「文化財をどう生かすか」を開催いたしました。
平日の夕方というお忙しい時間帯にもかかわらず、会場には70名を超える方々にご来場いただき、厚くお礼申し上げます。
第1部の北海道大学名誉教授の角 幸博先生の基調講演では、館長を務められている「博物館網走監獄」の保存活用に至るまでの経緯や、過去に行った横山家や檜山爾志群役所の調査活動を振り返りながら、江差における横山家の存在意義などについてご教授いただきました。
第2部は「江差町に於ける横山家を考える」と題しまして、北海道商科大学教授で当法人理事の池ノ上真一が司会進行を務め、歴史的建物の保存活動の実績をもつ3名、㈱やまチ代表 神長 敬氏、NPO法人旧小熊邸倶楽部会員のと東田秀美氏、当法人理事 室谷元男 による報告とディスカッションを通じて、横山家の重要性や活用実現に向けたアプローチを聴衆も共に考える時間となりました。
今回の講演会を受けて、当法人の理事一同は横山家及び江差町内の歴史的建物の保存活動の重要性を再確認することができ、また皆様に大きなご関心をいただいたことでより一層励みとなりました。今後の活動に役立てて参りますので、皆さまのご理解とご協力をぜひともよろしくお願い申し上げます。