ご挨拶
謹んでご挨拶申し上げます。
この1年間、当機構に対し絶大なご支援・ご協力を頂き衷心より厚くお礼申し上げます。昨年3月、地元江差を愛する有志9名により地域課題の解決を目標に準備委員会を立ち上げ同年6月一般社団法人江差歴史文化再生機構を設立しました。会員制を導入し皆様のご理解とご協力により正会員9名、賛助個人会員48名、賛助団体会員19団体、アンバサダー会員8名、総会員数84先に至っております。初年度は内部管理体制の強化に向け諸規定の整備、また理事会や下部組織である運営委員会を適時開催し情報の共有と計画に掲げた業務活動の在り方等の協議に努めました。暗中模索の中、目標を目指し江差、道南地域の歴史・文化に関する地域資産の保全・伝承、活用、維持、管理、運営等々に懸命に取組んで来たところです。他方これらを推し進めていく中で地域資産の消失や散逸の危機に直面しているもの、或いは活用されていないもの、また古来からの伝統文化が思った以上に外部に浸透していないなどの課題を再認識した次第でこれら解消に向けた具体的行動について理事会、運営委員会を開催、一朝一夕では無理ながらも地道に取り込むこととし初年度は下記の事業を行いました。
津軽海峡交流圏「郷土芸能祭」への協力、元北大講師招聘による文化財の活用に係る講演会開催、元江差町役場職員ガイドによる「まち歩きと歴史的建造物」見学会、今秋10月31日札幌地下歩道に於いて江差町PRイベント開催の具体的詰めを札幌で協議等々。
この他7年以上閉館している江差町の歴史的建造物の核とも言える「横山家」を取得・再生させ地域遺産として存続させるため、広く声掛けし募金活動を行い多くの方々からご協力を頂きました。横山家取得に関しては課題もありますが粘り強く取り組んで参る所存であります。
事業活動による収支状況及び貸借対照表は後記のとおりで初年度の加入総会員数84先、会費、寄付、募金の総額は10,400千円に達し事業活動を含め相応の成果と思っています。
改めて、加入会員様、寄付・募金者様にはご理解とご協力にお礼申し上げますと共にどうか引き続き趣旨にご賛同を頂きお力添え賜りますようお願い申し上げます。
2025年7月
一般社団法人江差歴史文化再生機構
理事長 亀田 宏
私たちのミッション
私たちは、江差・道南地域の歴史文化に関する地域資産の保全・伝承・活用、維持、管理、運営に関わることで、地域コミュニティ活動や子どもの健全育成、社会教育、観光振興を図り、地域課題の解決等、歴史を生かしたまちづくりに貢献することを目的とし、一般社団法人 江差歴史文化再生機構を令和6年6月に設立いたしました。
現在、江差・道南地域の歴史文化に関する地域資産は、消失や散逸の危機に直面しているもの、また残ってはいるものの、活用が進んでいないものがたくさんあります。
みなさまには本趣旨に賛同いただき、お力添えをいただきながら、活動していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
組織概要
- 法人名:一般社団法人江差歴史文化再生機構(通称:江差れきぶん)
- 設立日:2024年6月6日
- 業務開始日:2024年6月6日
- 所在地:〒043-0041 北海道檜山郡江差町字中歌町70番地1 (語り部茶屋内)
- 連絡先:TEL 090-7053-5239(事務局 植木)
- 役員等:代表理事 亀田 宏 ほか役員8名
- 主な事業:■江差・道南地域の歴史文化に関する調査事業 ■教育・普及啓発事業 ■不動産賃貸借、売買に関する事業 ■コンサルタント事業 ■イベント開催、企画開発及び販売事業 ■その他関連事業
- 会員制度:
- 賛助個⼈会員(一口 5,000円、一口以上)
- 賛助団体会員(一口 10,000円、一口以上)
- アンバサダー会員(一口 10,000円、一口以上)
当機構の事業内容
- 歴史的な建造物や生活文化など、江差・道南地域の歴史文化に関する調査事業
- 江差・道南地域の歴史文化に関する教育・普及啓発事業、講演会、研修会、セミナーの実施
- 文化財の保存・活用を推進する事業
- 歴史的な建造物等の管理・運営等に関する事業
- 歴史的な建造物等の不動産賃貸借、売買に関する事業
- 歴史的な建造物等を生かしたコンサルタント事業
- 歴史的な建造物等を生かしたイベント開催事業
- 歴史的な建造物等を生かしたガイド等育成事業
- 歴史的な建造物等を活用した特産品及び飲食品の企画開発及び販売、宿泊等、経済活動の活性化を図る事業
- 前各号に附帯又は関連する事業
パンフレット

