当機構の事務所が入居している建物は、現在、江差町在住の作家・写真家である松村隆氏が代表を務める「語り部茶屋」が管理・運営をしている土蔵建築です。元々は商家の蔵だった建物を、いにしえ街道の街路事業の際に当時の所有者が蕎麦店に改修し、手打ちそば店「そば蔵やまげん」として営業されていました。
「語り部茶屋」では、現在も寄り合いやギャラリーに活用されていますが、平日は使う機会が少ないことから、当機構が建物の1室を事務室として借り受けて入居させていただき、法人をスタートいたしました。
また法人スタートを機に、より土蔵を皆さまにご利用いただける機会を作りたいと思い、土蔵ホールに喫茶店併設を目指して函館市で営業されていた喫茶店を誘致し、令和6年7月にオープンいたしました。
今後は、「語り部茶屋」「江差れきぶん」「珈琲&軽食 香」の3者で当土蔵を保全・活用を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
土蔵データ
江差町指定 歴史的景観形成建物
- 指定番号:第5号
- 指定年月日:平成11年12月8日
- 特徴:和風土蔵。明治後期の建築を平成11年に改修。
※改修の際に、土壁を撤去した上で元の軸組みをそのまま残し、コンクリート基礎設置と内外壁改修(モルタルでの土蔵風外観の再現)。
珈琲&軽食 香(こう)
開店時間:10時~17時
定 休 日:不定休
※2024年7月函館より移転オープン。
※当面はコーヒーとソフトドリンクのみの提供になります。